12月に入るとどの会社でも忘年会を開催します。
その中でも幹事を頼まれた方は、挨拶のお願いやお店の予約、
会全体の進行といろいろな事を考えなければいけません。
忘年会の挨拶の順番など司会進行について解説していきたいと思います。
挨拶の流れの全体像を知ろう
まずは忘年会にはどのような挨拶があるのでしょうか。
全体像を把握してイメージしてみてください。
①開宴の挨拶
②はじめの挨拶
③乾杯の音頭
歓談
余興
④締めの挨拶
㊄閉会の挨拶
まとめると7項目の挨拶になります。
ですが、歓談と余興に関しては絶対に形としてそれがある
というものではないと思います。
乾杯が終わり次第そのままの流れで歓談に入っていくことが
多いですし、特に余興をする事もない場合もあります。
ですので、特に①、②、③、④、➄をしっかりと形作れれば
忘年会として成立します。
挨拶の順番やお願いとマナー
それでは1つずつ挨拶を見ていきましょう。
①開宴の挨拶
開宴の挨拶に関しては基本的に「幹事・司会」の方が行います。
開宴の挨拶例文
「それでは時間となりました。これより〇○会社の忘年会を始めさせていただきます。
この会の幹事を務めます○○です(所属と名前を言う)よろしくお願いします。
それではます初めに○○さんに、はじまりの挨拶を頂戴したいと思います。
○○さんよろしくお願いいたします。」
挨拶のポイントは
・軽い自己紹介
・短めの挨拶でいい
・忘年会ということなので元気よく
です。
あまり長々と喋っても流れが悪くなりますので簡潔に
挨拶を終わらせて②のはじめの挨拶につなげます。
②はじめの挨拶
このはじめの挨拶では基本的にその会の参加者の中で
一番役職が高い方にお願いします。
間違っても役職が低い方や、役職のない社員にお願いしないでくださいね。
挨拶をお願いする時のポイント
ポイントは、挨拶は手短にお願いしたいところです。
あまり長々と話していても参加者が飽きてしまったり、
もしもビールなんて配られていたりしたら泡が無くなってしまったり
してしまいます。盛り上がりたいですからなるべく残念なことは
避けたほうがいいです。
ですので、はじめにお願いする時に時間の配分を伝えておいたほうが
いいです。
例えば「3分程度でお願いします。」といった感じです。
③乾杯の音頭
では次に乾杯の音頭に移っていきます。
乾杯の音頭例文
「○○さん、ありがとうございました。
それでは乾杯に移らせていただきます。みなさんグラスの準備はよろしいでしょうか。
それでは乾杯の音頭を○○さんにお願いします。」
この乾杯の音頭に関しては基本的には「3番目に役職が高い方」
が基本です。
もしくは「はじめの挨拶」をした方にお願いしてもいいかもしれません。
また、違った形で乾杯の音頭をしたいなという時には、元気の良い社員に
お願いしてみるのもいいかもしれません。
忘年会は盛り上がりの場でもありますから、お酒を飲む歓談に移るタイミングで
元気よくエネルギーが注入されていいですよね。
④締めの挨拶
締めの挨拶に関しては「2番目に役職の高い方」に締めてもらいます。
締めの挨拶例文
「それでは盛り上がっている中で恐縮ですが、そろそろお時間が迫ってきております。
締めの挨拶を○○さんにお願いしたいと思います。
○○さんお願いします。」
ポイントとしては、お酒もまわり気持ちよくなっています。
そういった場合は話が長くなったり間延びしてしまうことも。
お願いする時はあらかじめ短時間で3分程度など時間を決めて
おいたほうがいいです。
➄閉会の挨拶
忘年会も最後の項目に移ります。
この閉会の挨拶は「幹事・司会」が行います。
閉会の挨拶例文
「○○さん、締めの挨拶ありがとうございました。
みなさま、本日は○○会社の忘年会に参加していただきありがとうございました。
お忘れ物がないようお帰りください。ありがとうございました。」2次会を予定している場合
「尚、この後に○○を予定しております。是非ご参加下さい。」
ポイントは、簡潔な挨拶、そして、みんな盛り上がってお酒の酔いもあり
気持ちよくなっています。
なかなか立ち上がらなかったり、会が終わっても喋っていたりします。
ですが、会場を借りている時間もありますので「間延び」しないように
参加者を誘導することが大切です。
また、このタイミングで2次会の会場について説明します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
忘年会の挨拶や順番について
解説させていただきました。
まとめますと。
①開宴の挨拶
↓
②はじめの挨拶
↓
③乾杯の音頭
↓
歓談
↓
余興
↓
④締めの挨拶
↓
㊄閉会の挨拶
という形の流れになります。
忘年会は1年の中でも会社の最後の
イベントでもあります。
お酒も入ることですし、グダグダになって
しまわないように気をつけたいですね。
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