先日行われた女子バドミントンの全英オープン決勝戦で世界ランク3位のフクヒロペア(福島・広田)が優勝し、東京五輪の切符を決定的なものにしました。
これまでフクヒロは国際大会での優勝経験も少なかっただけに、歴史ある全英オープンでの優勝は格別な想いではないでしょうか。また、優勝だけでなく、五輪の切符も同時に獲得できる可能性があるという2人にとって嬉しい日となったのは間違いありません。
#全英オープン #女子ダブルス#福島由紀 & #廣田彩花 ペアが優勝しました!!!
「二人で乗り越えられた」「二人で楽しみたい」
大会期間中、常に「二人で」と口にしてきたフクヒロ。
おととし準優勝、去年ベスト4と届かなかった頂点を強い絆で掴みました!#フクヒロ pic.twitter.com/R5DqfxGZJp— テレビ朝日バドミントン (@ex_badminton) March 15, 2020
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フクヒロ 五輪決定的!全英オープン優勝で世界ランク3位の実力を見せつけた
今回の全英オープンでは、世界ランク1位の中国ペアや、その中国ペアを破った五輪優勝経験のあるタカマツペアも出場した激戦の大会でした。その中で勝ち抜いたフクヒロは東京五輪で活躍してくれること間違いありません。
各種目の決勝が行われ、女子ダブルスで世界ランク3位の福島由紀(26)、広田彩花(25)組=アメリカンベイプ岐阜=が、同6位の杜ゲッ、李茵暉(中国)に21―13、21―15でストレート勝ちし、大会初優勝を飾った。日本勢では、16年大会を制してリオ五輪女王となった高橋礼華(29)、松友美佐紀(28)組=日本ユニシス=以来、4年ぶり。14日の準決勝では、直接対決したタカマツペアをストレートで破っており、最大2枠の東京五輪切符へも大きく前進した。
スポーツ報知より引用
日本の女子ダブルスが五輪に出場できる出場枠は最大で2枠。基本的には1枠なのですが、成績により2枠目で出場することができます。
ですが、フクヒロは今回の全英オープンで優勝したことにより五輪出場を強く引き寄せました。
14日の準決勝では、16年リオ五輪女王のタカマツペアをストレートで撃破した。「自分たちの速いローテーションがすごくスムーズにいっていた」と福島。今大会8強で姿を消した永原和可那(24)、松本麻佑(24)組=北都銀行=と合わせ、三つどもえの構図で争ってきた最大2枠の五輪切符へ、大きく抜け出した。世界連盟が来月12日までのワールドツアー中断を決定し、先行きは不透明だが、自力で“五輪確実”と言える立場へ近づいたのは間違いない。
スポーツ報知より引用
フクヒロ 五輪決定的!全英オープン優勝で見せた強さ
#フクヒロ「万年2位」返上 五輪へ勢いつくタイトル― #全英バドミントン#福島由紀 #広田彩花 https://t.co/V4ja45EeZx #スマートニュース
— N☆かりん (@Enu_Karin) March 15, 2020
リオ五輪優勝のタカマツペアは経験豊富でいくつもの大会を優勝しています。今大会は世界ランク1位のペアを準々決勝で破るなど勢いに乗っていましたが、そのタカマツペアもストレートで破る、そして決勝でもストレートで勝利し今大会ではフクヒロの強さが光りました。
福島のスマッシュがコートの外へはじかれ、悲願のタイトルは舞い込んだ。福島と抱き合って喜んだ広田は「この大会には気持ちを入れてきた。2人で優勝できてすごくうれしい」と率直な思いを口にした。第1ゲームを8点の大差で先取。第2ゲームも序盤は先手を取られたが、5―9から5連続得点で逆転した。中国勢2番手で五輪切符濃厚の相手を圧倒し、大会初V。五輪前哨戦の一つに挙げられる今大会で強さを示した。
スポーツ報知より引用
フクヒロ 五輪決定的!全英オープン優勝でシルバーコレクターを返上
昨夏の世界選手権(スイス)では、決勝でナガマツ(永原・松本)に敗れ3年連続の銀メダルとシルバーコレクターに甘んじていたフクヒロですが、今大会の優勝で自身を付け今後はシルバーコレクターを返上していくと意気込んでいます。
五輪出場は決定的なものにしましたが、今後の五輪を含めてこれからの大会でも優勝しゴールドコレクターになれるように頑張ってもらいたいです。
所属の今井彰宏監督は「(五輪で)金メダルを取るには優勝回数が少ない。勝ち方を覚えないといけない」と見ていた。全英OPは五輪や世界選手権より歴史が古く、今回が110回目。かつては事実上の世界一決定戦だった伝統の大会のタイトルは、五輪へ大きな弾みとなる。16年大会を制したタカマツは、5か月後のリオ五輪で初の金メダルに輝いた。“タカマツルート”に乗ってシルバーコレクターを返上する舞台へ、さらに調子を上げていく。
スポーツ報知より引用
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