オリンピック中止の可能性はあるのか?新型コロナウイルスの影響で全世界にいろいろなことが起きている現在ですが、日本で開催が懸念されているのがオリンピック。4年に一度のこの世界大会の中止の可能性はあるのでしょうか。
日本ではJOC(日本オリンピック委員会)の理事が「延期」を言及することを明かしていますが、開催国としての意見はIOCに通るのでしょうか。
うさたまオリンピック(o゚▽゚) pic.twitter.com/wycm15XAzU
— みるく (@milk3843) March 20, 2020
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オリンピック中止の可能性は?IOCは開催予定を示唆
そもそもオリンピックってアメリカのためにやるものだったのか。知らなかった。
「IOCの収益を支えているのは、米NBCの放送権料。東京大会も競泳などが米国のゴールデンタイムに合わせて午前決勝になるなど、五輪は「米国のための大会」 https://t.co/8TlXWPawRQ
— 清水 潔 (@NOSUKE0607) March 16, 2020
3月27日に行われるJOCの総会において、理事の一人である山口香さんがオリンピックの延期を言及するそうなのですが、果たしてその考えが認められるのかどうか、JOCもそうですが、日本国内でもオリンピックの開催については延期もしくは中止したほうがよいのでは?という声が上がっています。
その一方でオリンピックの中止に関してIOCではどんな見解なのでしょうか。会長のバッハさんがその考えを明かしています。
国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は19日、新型コロナウイルスの感染が拡大する現状でも予定通りの開催を目指す東京五輪について「もちろん違うシナリオは検討している」と述べた。米ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューに答えた。
ただ「中止は議題にない」と強調し、7月からの東京五輪の延期について判断するには時期尚早との考えを改めて示した。KYODOより引用
IOCの見解としては、オリンピックの開催に関して中止という議論に関しては時期尚早という考えのようです。
オリンピックは7月から開催の予定ですが、開催までは3か月ほどしかありません。今だに終息がみられないどころか感染者や死亡者が増えているという中で本当に時期尚早なのか、それが本当に正しい見解なのか。疑問に残るところもありますが、IOCの現在の見解は予定通りに開催するというものです。
オリンピック中止の可能性は?日本政府の見解
五輪組織委員会の高橋治之理事(元電通専務)が「大会を1~2年後の夏への延期を考えるべきだ」と爆弾発言。その一方で、五輪中止の可能性については「ありえない。IOC(国際オリンピック委員会)の財政が危うくなる」。
……IOCの財政、どうでもいい。 https://t.co/6WW49TCsHK— 町山智浩 (@TomoMachi) March 12, 2020
IOCが予定通り開催という見解示したことについて日本政府はどのような見解を示しているのか。首相である安倍晋三さんがコメントしています。
五輪に向けて安倍晋三首相は「完全な形での開催を目指したい」と表明した。
KYODOより引用
安倍晋三さんはのコメントは開催を目指したいというもので、開催日を延期するなどということは発表していませんが、新型コロナウイルスの影響を受けているということで「目指したい」というコメントになっています。
さすがに「オリンピックの開催は中止」という内容の事は言えないと思いますが、現在の状況では先に進んだコメントは言えないと思います。
今後は日本政府の見解も変わってくると思いますが、IOCの見解が変わらない限りはそのまま予定通りの開催となりそうです。
東京オリンピックの開会式は7月24日となっていますが、それまでに新型コロナウイルスの終息の目途は立つのでしょうか。どうなるかはまだわかりませんが、世界的に影響の出ていることなので、オリンピック開催には慎重な対応、そして迅速な判断をしてもらいたいと思います。
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